千葉県いすみ環境と文化のさとセンター



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いすみ 竹と楊枝の会

(故)高木守人 氏
夷隅川に沿って肥沃な沖積地が開け、いすみ鉄道が東西に走るいすみ市(旧夷隅町)で、「いすみ楊枝」の初代 高木守人さん(故人)はかつてこの町の役場に勤務した経歴を持つ。
退職後、「雨城楊枝」(下記※注)で知られる森光慶さんに入門し、製作したものは、その後千葉県伝統的工芸品として認定され「いすみ楊枝」として知られるようになった。楊枝に加え、竹を使った茶道具として花入れ、茶杓、蓋置き、竹菓子切りなども作っている。
高木先生の後を引き継いだ池田和彌先生、村杉達雄先生も令和4年2月をもってご勇退を決められたのを機に、このたび「いすみ 竹と楊枝の会」として続けていくことになりました。

製作実演の様子

いすみ楊枝

千葉県いすみ環境と文化のさとセンターでは、この伝統を引き継ぐ活動を応援していくこととし「いすみ 竹と楊枝の会」に活動の場として利用いただいております。

『いすみ 竹と楊枝の会』
日  時:原則 毎月第3日曜日 午前9時30分〜
場  所:千葉県いすみ環境と文化のさとセンター
講  師:長谷川 泉 ほか
いすみ 竹と楊枝の会会費:材料費など
内  容:楊枝・花入れ・茶杓作り など
※「いすみ 竹と楊枝の会」では、適時入会希望者を受け入れております。まずは当センターへご連絡の上、見学してください。

→申込はこちらへ  E-Mail:youji-isumiisumi-sato.com
(迷惑メール防止のため@を全角にしています。)


※(注)茶道は武士のたしなみであり、江戸時代に上総久留里城藩士の内職として、茶道具の一つとしてクロモジ(黒文字)を用いた細工楊枝が始まったといわれている。明治期に民芸品として広く知られるようになり、昭和中期に久留里城の異名である雨城の名がついて「雨城楊枝」と呼ばれるようになった。

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